たねまきのおはなし
今回も春の絵本をひとつ。
キャスリン・O. ガルブレイス 作 (のら書店)
絵がとても美しい絵本です。
生物学的に言えば、風媒花、虫媒花、鳥媒花といったおはなしですが、それを易しく美しい絵で魅せてくれます。
自然科学系の絵本は写真のものが多いですが、こんな絵本も ぜひ子供たちに届けたい一冊です。
もう少しファンタジーがはいってくると
たかおゆうこ 作 (講談社)
春を待って、種まきをして、たくさんの実がなるというおはなしです。
はじめの方でクルミの中からいろいろな想像がうまれます。
クルミの殻で小さな針刺しを作ったり、地方によっていろいろな民芸小物が作られています。
そんなふうに話が続くのかと思いきや・・・・・。
春。
いろんなものが芽吹くとき、たくさんの想像と夢も生まれるのかもしれません。